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人よ、人たれ。鬼よ、鬼たれ―――

諸国に武将立ち、鳴り響くは鬨の声。
世に蔓延るは悪鬼か修羅か。
人の身の法師がひとり、諸国を巡る。
鬼の身の法師がひとり、諸国を渡る。
人と鬼とが織り成す和風ファンタジー。
◆月一回を目安に不定期更新中◆

※作中に残酷表現を含みます。苦手な方はご注意下さい。
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。

本編

其ノ壱 「はじめに法師在り」
鬼の社と呼ばれる場所を目指す少年。
そこで出逢ったのは、鬼かそれとも……?

其ノ弐 「鬼姫と呼ばるるヲトメ」
河童が言う。「あの山のヤツをどうにかしてけろ」
飛車丸と対峙する、それは鬼ではなく……

其ノ参 「竜宮の斎(たつのみやのいつき)と出会ひて」
川底にいた竜は贄を求めていた。女を救いに救いに入った飛車丸は、
そこで竜を呼んでいた男と出会い……

其ノ四 「旧き友を訪ね、空蝉を知る」
立ち寄った町で旧友と再会する飛車丸。託されたもの、そして訪れたものは

其ノ伍 「遠き日を巡りて」
同じ鬼なれど、違う道。人と鬼の狭間で揺れる空蝉は……

其ノ六 「罪なる法師、竜宮に赴く【壱】」
竜宮本家に向かう飛車丸。立ち寄った祖先の墓で、在りし日に思いを馳せる。

其ノ七 「罪なる法師、竜宮に赴く【弐】」
名を与えられた飛車丸。伽羅達に連れられた先で見たもの、それは……。

其ノ八 「罪なる法師、竜宮に赴く【参】」
やがて鬼と対峙する力を身につけた飛車丸は、一人退治に向かう。その相手の名は……

其ノ九 「罪なる法師、竜宮に赴く【四】」
鬼を身に宿す、その代償。そして、ひたりと近づく、それは破滅の足音。

其ノ拾 「罪なる法師、裁きの声を聞く」
過去を巡り、やがて竜宮に足を踏み入れた飛車丸。過ぎし罪の答えとは


其ノ拾壱 「降る降る郷、其処におわすは竜の子ら【前】」
里に戻った斎を迎えた許婚。その存在に、山吹の心が揺れる。

其ノ拾弐 「降る降る郷、其処におわすは竜の子ら【後】」
役目と己の心の合間で迷う斎。出した答えは、来るべき結末の凶兆。

其ノ拾参 「少年の、淡き心【前】」
虚ろな心のままに世界を眺める空蝉。やがてその心に変化は訪れ、そして。

其ノ拾四 「少年の、淡き心【後】」
芽吹いた心のままに動く空蝉。その結末、そして遺したものとは。

其ノ拾伍 「滅び行くもの」
斎去った後の竜宮、そこに訪れた災厄。掌から零れしは、罪か、罰か

其ノ拾六 「残されしもの」
変わり果てた竜宮に辿り着いた一行。出迎えたのは、死者の……



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